こんにちわ!今回の記事はキャンプで使用したシングルガスバーナーで危険に遭遇した内容をもとに書いています。
みなさんが愛用しているキャンプグッツの中には、ガスを使用するアイテムも所有しているのではないでしょうか?
状況次第では大きな事故に繋がっていた可能性がある内容になります。注意喚起の記事です。
上記に当てはまる人は特にじっくり読んで頂きたい記事です。
✔キャンプで使うガス商品を否定する記事ではありません
キャンプでガスアイテムは便利です。私も今後も愛用していきます。
安全に使う為の確認をしっかりすれば問題ないですよって内容です。
【キャンプ】OD缶の互換性に注意!長期使用のバーナーも危険性あり
まず、どんな危険に遭遇したかお伝えします。
シングルバーナー使用時にOD缶とバーナーの隙間から炎が吹き出ました。
一瞬パニックになるくらいの出来事でした。
気づいた瞬間にガスの器具栓を閉めて被害はありませんでしたが。
なぜ炎がでたのか?
バーナーは炎がでてすぐに処分してしまったので、今となっては原因の追究は不可能ですが、原因として考えられる事を考察しました。
・シングルバーナーの経年劣化
・装着時にきちんと閉めてなかった
・接続部になんらかの異物があった
思い当たることはこれくらいでしょうか?
OD缶は新品のものを購入したばかりでしたので可能性を除外してます。
まじで炎が吹き出たときに爆発するって思いました…。
バーナーとOD缶を別々のメーカーも物を使用した
キャプテンスタッグのシングルバーナーにプリムスのOD缶を装着していました。
もちろんメーカーの同一ブランド品を使ってね!って表記があるのは知っていました。
どうせ、メーカーの金儲けの為に書いてるんやろうなってくらいに考えます。
他のブログ記事で互換性については、事前にしらべていました。
・OEMでの製造だからどれでも基本つかえる!
・規格がいっしょだから使えないわけがない!
結果的に今言えることは、メーカーの不一致が原因かは断定できない!ってことです。
シングルバーナーの経年劣化
キャンプを行くことになって、妻の実家で以前使っていたシングルバーナーを譲り受けました。
バーナーを即破棄してしまったので、品番等不明ですがタグで1999年製の商品であったことは間違いないです。
バーナーのOリングの経年劣化や、Oリングの変形などが可能性として考えられます。
全体的にサビもあり20年も前のバーナーなので、バーナー本体の不具合もあるかもしれません。
今思うと、20年前のバーナーをなんの疑いもなくよく使ってたなぁって感じです。
装着時にきちんと閉めてなかった
装着に関しては、炎が出た後に緩みのチェックだけはしたので可能性はゼロです。
閉めすぎによるOリングの変形もないとは言えないですが可能性は低いと思います。
接続部になんらかの異物があった
異物に関しては、装着時にはノーチェックで取り付けしてます。
炎がでたあとに、外してみた時に特に何もなかったので可能性はかなり低いはずです。
原因として考えられるのは2つ
1年以上も前のことになるので、記憶をたどりながら書いていますが、原因は2つです。
・シングルバーナーの経年劣化
今回の原因としてはこの2つが有力かと思います。
調べられない以上はこの2つに関して対応する必要があります。
キャンプの【ガス】アイテムで事故を起こさないために
キャンプ時のOD缶使用のガスアイテムとして考えられるのは以下の記載です。
・ツインバーナー
・ガスランタン
すべてのガス機器を使用する際に注意するポイントをまとめてみました。
②ガス機器(アイテム)の製造年月確認
③使用前の簡易チェック
上記の3点を確認することで、ほぼほぼゼロに近く事故を起こさない使用ができると考えられます。
一つずつ詳しく確認していきます。
①OD缶は必ずメーカーと同一にする
そもそも、他メーカーのガス缶と使用ができてもメーカーが使用禁止を推奨する理由があります。
正常な燃焼ができなかったり、ガス漏れを起こすリスクを販売メーカーが明確に発表していることです。
他社メーカーの組み合わせで、商品の不具合で起こった万が一の事故に生産物賠償責任保険の適用がなくなります。
生産物賠償責任保険(PL保険)は第三者に引き渡した物や製品(Product)、業務の結果(Completed Operation)に起因して賠償責任を負担した場合の損害を、身体障害または財物損壊が生じることを条件としてカバーする。
引用:ウィキペディア
たしかに火災や漏洩による爆発事故が起こった場合に、メーカーが違うとバーナーとOD缶とどちらに問題があったかの追究も難しくなるのでしょう。
ネジ山のピッチが同じなので、スルスルと入ってしまい実際には気づかなくて使っている人もかなり多そうですが…。
OD缶とガス機器は必ず同一メーカーのものを使うようにしましょう。
ガス漏れするのかチェックしてみた
参考として一応記載しておきます。
ガス会社の知人にガス漏れのチェックをして貰ったことがあります。専用機器のXP-○○○という機械で見てもらいました。
チェック箇所はOD缶とガス機器の接続部になります。
キャプテンスタッグのOD缶は接続部にOリング(パッキン)があります。
ブログを書く前の内容なので、すみませんが実験のときの写真等ありません。
【OD缶】Coleman ×【ランタン】Woolrich
【OD缶】Captainstag×【ランタン】Woolrich
②ガス機器(アイテム)の製造年月確認
炎が接続部から出た原因としてシングルバーナーの経年劣化が考えられます。
いまお使いのガス機器の製造年月など把握されてますか?
写真はプリムスのシングルバーナーです。機器にこんなアルミ製のタグが付いています。※ない場合もあり
邪魔になるかもしれませんが、タグは外さないようにしましょう。
赤い枠で囲った【18.09】が製造年月になります。
18→2018 09→9月です。写真の場合は2018年の9月に製造がされたことが分かります。
たとえば、【99.03】って書いてあれば1999年3月製造です。
製造年月から5年経過でOリングのチェック
製造年月から約5年でOリングのパッキンチェックおよび交換をする。
接続部には密閉するためにOリングなどゴム製品が使用されます。ゴムは長期使用で劣化します。
隙間ができるとガスもれの原因になり大変危険ですので5年を目安にチェックが必要です。
製造年月から10年経過で買い替えの検討
キャンプ用のガス商品に限らず、電化製品など含め10年を使用の目安として考えているメーカーが多いです。
消耗品と考えて定期的に買い替えていくほうが、安全に使用できます。
自分でできる簡易チェックとしては、炎の不完全燃焼でススが発生していないか。バーナーの炎の大きさに偏りがないかなどです。
③使用前の簡易チェック
使用中にも注意が必要ですが、組み立て時の簡易チェックで事故のリスクを減らすことができます。
・OD缶の凹みやサビを確認する
・ガス機器の破損などないか確認する
・しっかりと締め込みを確認する
当たり前のような事ですが、すべてのチェックは習慣にしないと難しいと思います。
私は炎が吹き出てからは、念入りにチェックするようにしてます。
大きな事故に繋がることなど稀だと思います。でも私のように怖い思いをしている人もいるはずです。
少しの習慣のクセがつけば、今後ずっと安全に使用できるんので実践してみてください。
おわりに
ブログ記事で「つめかえ君」などを使用してCB→OD缶へガスの充填方法などを見かけます。
法律どうこうでなく絶対にやるべきではないです。危険です。
OD缶がCB缶より割高なのは分かりますが、お金がないなら使わなければいいのにって思います。
もし隣のサイトでそんな事していたら、まわりの人たちにも被害があります。怒!
とゆうわけで、OD缶のメーカーは統一させる!長期使用のアイテムは買換えも検討する!ってことでおしまい。