浴室に白髪染めの液が残って落ちにくいシミになりました。
ネットなどでいろいろ調べて即実践。
効果があった方法や無意味だった方法をご紹介します。
自宅で簡単白髪染めをして、お風呂でシャンプー。
しっかり浴室をシャワーで流したつもりだったけど、2時間後に妻に指摘され
「またやってしまった。」
2日に渡る実践で結果的に完全にシミを完全に取り切ることとができました。
取れないシミになる前に、できることは即対応するのがベストです。
この記事でわかる事
・家庭にある物での対処
・効果の薄い方法
・汚れ落としの優先順位
ご紹介方法は、一部強い酸性クリーナーを使用します。
使用前に目立たないところで、色落ち等しないか確認してください。
この記事は掃除のプロが書いている訳ではありません。
しかし実際に試した結果をそのままお伝えするので、ある程度の信憑性はあるかと思います。
お風呂に白髪染めの黒い液が付着!9種の落とし方で試した結果
では結果的に完全に落とせた方法はこれです。
プラスチック用コンパウンド
今回9種類の方法を試して結果的にすべて落とせたのはコンパウンドです。
ただし使用の優先順位としては低くなります。
優先順位の低い理由
✔費用がかかる
✔自宅にないと思うので即対応できない
✔浴室内を削ることになる
3点の理由から使用は最終手段と考えてください。
下記に優先順位ごとに今回試した方法を書いていきます。
〇優先順位1位
【場所によってこれで落ちた】
・メラニンスポンジ
〇優先順位2位
【ある程度薄くなった】
・カビキラー
・キッチンハイター
・除光液
・サンポール
〇優先順位3位
※使用条件あり
【80%落とせた】
・耐水ペーパー
〇最終手段
【完全に落とせた】
・プラスチック用コンパウンド
〇試してもきっと無駄
【意味がなかった】
・車用の水垢落とし
・車用の油膜落とし
・激落ちくんJr
では順に試した方法や注意点など解説していきます。
初期のよごれ【場所によってこれで落ちた】メラニンスポンジ
激落ちくんで著名なメラニンスポンジを最初に使用します。
消しゴムの効果と同じで、スポンジを汚れに擦りつけることで汚れを掻き出すイメージです。
効果は汚れが付いてから、実践するタイミングが早ければ早いほど効果が高くなります。
使用手順
①スポンジを水に濡らす
②ひたすら擦る
ポイントは数十回で諦めずに、100回程度は擦りましょう。
汚れの付着からの経過時間や浴室の素材によっては落ちません。
塩素系で汚れを落とす【アルカリ性】
メラニンスポンジで落ちない汚れは、塩素系の汚れ落としを使用します。
家庭内にある可能性の高いアイテムが利用できます。
・キッチンハイター
・カビキラー など
ここからは、使用方法に注意が必要になります。
使用前に必ず守ること
✔換気をする
✔ゴム手袋を装着
✔他のクリーナーと併用しない
✔目立たない場所に塗布して確認する
使用方法を誤ると事故に繋がる可能性があるので、十分な対策をして行ってください。
浴室の材質によっては変色の可能性があるので、事前に少量塗布して確認して使用する必要あり。
使用手順
1.液剤をラップ・コットン・キッチンペーパーに染み込ませる
2.汚れに貼り付け30分~1時間放置
3.水をかけながらスポンジで液剤をキレイに流す
この方法で汚れが落とせる可能性は高いです。
一部を除いて、ほぼ汚れを取る事ができました。
ゼリー状のカビキラーがおすすめ
カビ取り剤だけあって結構効果があります。
塗布箇所の変色がなければ、2~3時間とちょっとずつ時間を長くおけば効果が高くなります。
除光液で溶かす【アセトン】
女性でしたら、家庭にある可能性が高い除光液です。
クリーニングに万能な除光液ですが、使用には注意が必要です。
除光液(アセトン)は人体に有害で、樹脂を溶かすことができる成分です。
使用方法は、さきほどと同じなんで省略します。
狭い空間(浴室)で吸い込むと人によっては気分が悪くなったり有害です。
ですので使用が心配であったり、自宅にないのにあえて購入して試す必要はないと思います。
私の実証結果は、少し汚れが薄くなったかなって程度でした。
酸の力で汚れを中和させる方法
家庭で使用する白髪染めは、PH値10~12のアルカリ性です。
アルカリ性を酸性の力を利用して中和させる方法になります。
みなさんご存じトイレ掃除の定番品「サンポール」
家庭用で販売されている商品なので、劇薬認定はされていませんが取扱いには細心の注意が必要になります。
使用手順
1.他の液剤汚れをキレイに落とす
2.必ず換気
3.ゴム手袋&目を保護する
4.放置せずにすぐに擦る
5.大量の水で流す
今回私が使用した結果、汚れは落ちませんでした。
しかし以前に効果は実証済です。
過去にトイレと風呂が一体型のユニットバスで使用した経験があります。
尿素の黄ばみはもちろん、ヘアカラー材や黒ずみ汚れまで一瞬で落とせる優れものです。
今回は、ザラつきのある壁に使用したので効果はありませんでした。
ですが、一般的な浴室の材質のツルツルした場所には効果が高いのではないかと思います。
耐水ペーパーで汚れを削る
耐水ペーパーは、100均やホームセンターで購入可能です。
浴室内を削る作業になるので、利用場所には注意が必要です。
ツルツルした場所は削り跡が目立つ可能性があります。
目立たない場所で試して行ってください。
使用したのは自宅にあった#2000の仕上げ用の目の細かいサンドペーパーです。
正直ここまで目が細かいとかなり削りとる作業が大変です。
使用するなら#1000くらいがいいのかもしれないですね。
使用手順
1.使用箇所とサンドペーパーを水で濡らす
2.汚れ箇所をひたすら擦る
3.乾く前に水に濡らしながら使用する
この方法で、落ちなかった汚れが80%程度は落ちました。
ただし、かなり根気よく削る必要があります。
削り過ぎも怖かったので、最終手段を使うことにしました。
汚れ落としの最終手段
プラスチック用のコンパウンドを使用する方法です。
このコンパウンドですべての汚れを取り切ることができました。
車用のコンパウンドを使用しようと思いましたが、
今後なにかと使用できそうなのでAmazonでポチりました。
【KOYO】 ニューサンライト プラスチック用コンパウンド
※ホームセンターでの取扱いは不明です。
耐水ペーパーと同様に削りとる作業は同じです。
ですが、プラスチック用の汚れを落とすための専用品ですので洋室へのダメージは最小限に抑えられるのではと思います。
他のプラスチック用品にも幅広く使用できるので、今回の使用だけでなく結構役立ちそうです。
現時点では、安全で効率的な一番ベストな方法だと個人的には思います。
購入費がかかるのでホントに最終手段として検討されたらいいと。
汚れが固着するまえに対策する必要性
浴室に白髪染めの黒いシミを作ったのは、今回が初めてではありませんでした。
4~5回目で、タイミングの悪い事に毎回のように妻が発見します。
そしてありがたい指導を頂けます。
今回もシャンプー後に十分なシャワーで浴室全体を洗い流したつもりでした。
それでもかなりの飛び散りで、シミを作ってしまいました。
シャンプー後の対策
・スポンジで擦りながら浴室全体を掃除する
・頭からの水滴もシミになるのでタオルを巻いておく
シャワーだけでは十分に洗い流せないことが多いので、スポンジ洗いも今後必須かなと思います。
そして洗う前に頭をタオルで拭き、水滴が浴室に落ちないようにタオルを巻きます。
ここまで対策をしておけば、無駄な労力と費用をかけることもなくなりそうですね。
おわりに
今回私がシミにしてしまった箇所は3ヵ所です。
・床面
・浴槽
・壁
3ヵ所ともすべて材質や質感の違う箇所になります。
ですので、材質によって汚れ落としの方法を変える必要がありました。
持ち家ならまだ諦めもできますが、賃貸なら退去時に余計な費用を払う必要がないようにしないとだめですもんね。
なかなか汚れが落ちずに焦りましたが、結果的になんとかなりました。
みなさんも自己責任でチャレンジしてみてください。
では。