こんにちわ。
念願のソロキャンプ用のテントを購入しました。
【DOD】ワンポールテント(S)の3人用です。T3-44-TN
ソロキャンを決意してから購入まで長かった。
普段はカマボコテントを使用しているので、この簡易的なワンポールテントにしました。
そんでグランドシートも購入しようと、ポチポチするも
全サイトで売り切れ!
ブルーシートを適当に敷くだけでも良かったんですが、記念すべき初ソロキャンです。
頑張って自作しました。下調べも良くせずに…。
DOD公式サイトに、外寸が記載してあったので簡単に作れそう。
結果、完成はしたんですが、反省点や修正箇所がちらほらと。
DODグランドシートの自作の価値は
さて大切なお知らせなので最初にお伝えします。
純正品以外のグランドシート(販売品を)買ったほうが安い!
これから自作しよっかなって人に水を差す行為をお許しください。
グランドシートの自作に必要経費が、
¥2,650です。(シートにお金を使い過ぎました)
ネットで既製品を買ったほうが安いという事実に後から気づきました。
※多少の価格変動がありますのでこの限りではありません。
十分にリサーチをしないで行動した結果がこれです。
社外品のグランドシート【Spitze Forge】
手間暇と費用を考えたら、購入したほうが良いと思います。それでも自作したいって人は下に記事をUPしています。
◆【DOD製】と【Spitze Forge製】の比較表
※比較は3人用です。
DOD | Spitze Forge | |
---|---|---|
サイズ | 260×220 | 260×220 |
重量 | 700g | 500g |
材質 | 210Dポリエステル | 420Dオックスフォード |
耐水性 | 5000mm | 3000mm |
購入 | 売り切れ | Amazon |
正六角ではないので、角度や一片の長さの違いは恐らくあるでしょう。
外寸は完全に一緒ですね。
※3人用と5人用は同じ。8人用はDOD製がちょっと大きめです。
商品レビューを見ていたら、DODのワンポールに使ってる人も多いみたいです。
3人用は売り切れやし、純正品はちょっと高いしとか作るの大変そうって人は購入も検討されてはどうでしょう。
では、ここからは実際に自作をした記事になります。
DODワンポールテント(S)のグランドシート自作
私が自作にかかった時間は、買い出し1時間、制作2時間の合計3時間です。
折返しの接着方法を変えれば時短は全然可能だと思います。
そして総支出¥2,650です。
シートにお金を掛けなければ、もっと安く作ることは可能だと思います。
青色の#2000くらいなら半値以下でしたが、結局グレーの#4000のシートにしてしまいました。
グランドシート自作に必要なもの
自宅に最初からあるものも結構多いと思うので、必要なものだけピックアップして購入してください。
・ビニールシート(できれば♯3000以上)
・ポンチセット
・ハンマー(ペグハンマー)
・ポンチの下請け(板など)
・接着剤(両面テープ・ダクトテープ)
・メジャー
・はさみ(カッター)
・定規(線を引くもの)
・マジック(ボールペン)
・設計図(適当でOK)
・ゴム紐
あったら良いもの
・ダブルクリップ(のちほど)
・パラコードや麻紐(のちほど)
・ゴム手袋(接着剤を使用する場合)
・新聞紙(接着剤を使用する場合)
くらいですかね。
では、購入時に注意したほうが良いよってものを紹介しておきます。
設計図
DODさん。勝手に画像を加工しました。ダメだよって場合はお問い合わせからメール頂いたら削除します。
DODのグランドシート(3人用)は正六角形ではありません。
今回私が自作した寸法です。パソコン画面に切り抜いた紙で採寸をしました。
採寸は結構アバウトです。てかアバウトでOKだと思います。
純正品のグランドシートは、インナーシートよりも-10cmくらいで作成されています。
外寸だけ大体合っていたら、フロアよりもはみ出すことはないでしょう。
ビニールシート
規格 2.7m×2.7m(実寸2.6×2.6)
耐水 ♯4000
材質 ポリエチレン
このビニールシート選びが重要ですね。金額的に。
税込で¥1650ほどだった記憶です。
1.8×1.8の規格サイズ以上から急激に値段が高くなります。
過去に購入したブルーシートは大きくても¥300程度でしたので、甘く見ていました。
このシートの出費を抑える事ができれば、購入するよりも安く制作することは可能です。
私のように高額なシートを購入する必要は全然ありません。
こだわらなければ、ブルーカラーが最安です。
ホームセンターで購入したんですが、ネットでの商品は確認できませんでした。
私はホームセンターに行くのが好きなのですが、ネット購入のほうが価格も安く種類も多いですね。
グランドシートとして販売がある商品は#2000以上がほとんどです。♯1000程度では使い捨て要素が強く、強度も不足しているでしょう。
サイズ選びの注意
3人用のワンポールテントでは、270×270サイズでぎりぎりです。
折返しを考慮すると270(実寸260)では不足しています。これ以上、大きいシートは値段が跳ねあがるため諦めました。
DIYなので多少の妥協は必要ですね。
接着剤
写真のボンドを使用する場合、20mlで2本使い切りました。
6個の角にハトメを取り付ける為に強度を出す必要があります。
そのためビニールシートを折り返して接着をさせる必要があります。
自作が終わって調べたら、ボンドはかなり少数でした。ほとんどは、両面テープかダクトテープを使用されています。
まあ接着できればなんでもOKなんで、使用するものはお好みです。
ボンドは正直ちょっとめんどくさいけど、ガッチリ接着することができました。
※ホームセンターでは、20mlしか置いてませんでした。1本¥210×2必要ですので、50mlあれば安心して使用できそうです。そして安い。
接着剤等購入時の注意
ホームセンターでは、ポリエチレンに対応したボンドの種類が少ないです。
ホームセンターの規模や取扱い商品にもよりますが、ビニールシートの素材に対応したボンド選びが必要です。
両面テープ、ダクトテープなどで接着する場合は最低でも8mは必要になります。
両面テープを8m購入しようと思ったら、思いのほか高額になりますよ。
ポンチ
6角にボム紐やパラコードを結ぶために、ハトメを取り付けます。
ここで私の失敗です。サイズの選択ミスです。
昔、実家にあったハトメポンチのイメージが強く残っててそれを購入してしまいました。
よく考えずに購入したハトメをシートに打つとこんな感じです。
明らかに弱そうなハトメの完成です。
なんか違うなーっと思いながらも気にせずに購入した結果です。
ダイソーに12mmの両面ハトメが販売してるので、そちらを購入しましょう。
一度使用してみて、破損しそうであれば12mmの両面ハトメに交換する予定です。
ゴム紐
近所のホームセンター2店舗とダイソー、セリアを見にいったんですが置いてなかったんですよね。
マスク自作でもしかしたら品薄かなって思いました。
Youtubeでは、自転車用のかごネットのゴム紐をバラシて使っている人もいました。
最悪パラコードでもいいんですが、ゴム紐が使いやすそうなんでもうちょっと探してみます。
グランドシート自作の注意点
最初は、1~100まで制作をレクチャーしようと思っていました。
てか自作しようとしている人ならそんな説明なくてもできるやろ!って結果になりました。
設計図も公開しているので、それ通り作ればだいたいOKです。
ですので、制作の注意点だけピックアップして記事にします。
半分に折って作るのがおすすめ
自宅で制作する場合に、かなり作業スペースが必要になります。
半分に折ることで、スペースを少なく作業する事ができます。
半分に折ると、寸法どりも楽になりますね。
片面だけカットすれば、反対面は寸法を測らなくてもそれに合わせてカットできます。
フチを作る
購入したシートにはフチがしっかりと付いていました。バラシてみると、ビニール繊維をまとめたヒモが入っています。
折返しの接着時に一緒に角で固定すると、しっかりします。
ヒモはビニール、麻、パラコードなどなんでもいいと思います。
これもYoutubeでやっていました。私はもちろん後で気づいたのでしてません。
まあこれはお好みでどちらでもいいと思います。
ポールの位置の補強
三角にカットしたあまりを利用して、センターポール部の補強をしました。センターに適当に切ったシートを張り付けるだけです。
※ボンドは完全に使い切っていたので両面テープを使用しました。
この行為に意味があるのかは分かりませんが、あまっていたのでやっただけです。
余ったシートをテントのスカートに使用している人もいます。
そんなには余りがでなかったので、破れた時の補修用に一応置いておきます。
ボンド接着時
折返しをボンドで接着する人への内容です。
紹介した、GPクリアーを使用する場合は新聞紙とゴム手袋(皮膚の敏感な方)が必要です。
手に付着してもそんなにベタベタはしませんでした。
このボンドは、接着面に両方塗る必要があります。端っこまでしっかり塗らないと接着しません。
なんとなく塗っていると塗り残しがでますので、塗る位置まで線を引いておいたほうが作業しやすかったです。
一度使ってみた
実際にキャンプでワンポールテントのグランドシートとして使用してみました。
まったく問題なしです。
サイズ感もぴったりでのり付け部分や、ハトメ部分の損傷もなく使用できました。
ハトメ部分には、パラコード+フックで対応しました。
あまり強いテンションをかけなければ、壊れそうな気配はありませんでした。
おわりに
めんどくさいって思いました?
結構、手間がかかりましたがDIY好きな人はなんてことないと思います。
ここまでしたくない、めんどくさいって人はキャンプ場でテントに合わせてカットだけすれば良いと思います。費用も安くすみますし。
#3000以上のシートはカットしてもホツレにくいみたいなので、切りっぱなしでもOKです。
では。