2020年6月初旬に神石高原ティアガルテンに行ってきました。
神石高原ティアガルテンは標高700mに位置しています。
キャンプ・ログハウス・動物・広大な芝生・ドッグランなど自然いっぱいに囲まれた集合施設です。
ファミリーや子供さんが遊ぶには十分すぎる環境です。
広島県神石郡神石高原町上豊松72-8
営業時間 9:00~18:00
定休日:水曜日(7月~9月は毎日営業)
※1/1〜2/28までは冬期休園
電話:0847822823
公式HP:https://jinsekikogen.com/
✔神石高原ティアガルテンのキャンプ場レビュー記事です。
1泊2日の日程で初めてこちらのキャンプ場を利用しました。
忖度なしのキャンプ場レビュー記事です。良いと思う所、悪いと思う所など書いていきます。
神石高原ティアガルテンキャンプ場の予約
神石高原ティアガルテンキャンプ場の予約方法は2つです。
・ネット予約
ネットでの予約ページが整備されていて、見やすく使い易いと思います。
「キャンプ情報サイトなっぷ」か「公式サイト」で予約可能です。
予約フォームがほぼ同じなのでなっぷが提供しているんですかね。
仕組みは分かりませんが、なっぷに手数料が発生しないように公式サイト経由で予約しています。
予約フォームをなっぷが提供していることに対して決まった利用料が発生するのか、サイト経由で手数料が違うのか分かりません。
私が勝手に配慮しているだけですので、どちらでもOKだと思います。
キャンセル料:頂いておりません。
キャンセル料なしは良心的ですね。素晴らしい!素敵!
キャンプ当日に大雨で中止したくなる時ありますもん。
キャンセル料がないので前日、当日キャンセルがありそうですね。直前にキャンプ場利用で予約がいっぱいなら、電話してみる価値はありそうです。
公式サイトが充実している
神石高原ティアガルテンは公式サイトの情報量が豊富です。
キャンプ場の設備など、ある程度事前に把握できます。初めて行くキャンプ場はちょっと不安ですよね。
他の施設と併用のキャンプ場は公式サイトがしっかりしている場合が多いです。
利用者に対するキャンプ場のやる気を感じれます。
ファミリーキャンプの場合、子供さんが遊べる場所があるか重要ですよね。
神石高原ティアガルテンへの道のり
山道が不安な私は、事前に道のりを必ず確認します。
妻が乗り物酔いしやすい為、確認必須です。
他のブログでは道のりは片側一車線で、細い道はない!と記載がありました。ちょっと安心してクネクネ道がどの程度かなくらいに確認しました。
公式サイトでもバスの駐車もできるって書いてましたし。
結果、正しい道のりで行けば全く問題ないです。正しく行けば…。
私が利用したメインの道は、福山市内から北へ182号線を通過するルートでした。
グーグルナビやカーナビに注意
事前に、グーグルナビとカーナビが同じルートでの案内を確認して出発しました。
ナビが最短ルートで案内をする事を完全に忘れて…。
公式サイトでもR182→R106のルート案内がありました。
帰路はこのルートを通りましたが、全く心配不要の道のりです。
182号線からは必ず106号線を通るルートで行きましょう。
R21を通る道のりは途中で離合が困難な道のりが待っています。今回は対向車が来なくて良かったと心から思っています。
R21からの道のりは地元の人たちが利用している道なのでしょう。
182号を南下する道のりはナビも問題ないと思いますが、北上ルートの場合は注意をしましょう。通れなくはないですが、途中から離合箇所少なくて大変だと思います。
R21を曲がる手前に「神石高原ティアガルテンは1.2キロ先右折」の看板を完全無視していました。
看板通りの道のりで行けば、全然問題ないです。電子機器を信頼し過ぎな私のミスです。初めて神石高原に行く人はご注意を!
立ち寄りたい道の駅「さんわ182ステーション」
182号線沿いに道の駅さんわ182ステーションがあります。時間のある人にはおすすめです。
https://182station.jp/
地元の新鮮な食材が販売されています。神石高原牛を購入しようとしましたが、私には高額でしたので諦めました。せかっくなのでサツマイモを購入。
焚火を楽しむキャンパーさん必見!薪がお買い得です。
直売所の入口の右側に薪や木材の販売コーナーがあります。ちょっと視界に入りにくい場所ですが、薪が激安で販売されています。
今回は、針葉樹と広葉樹の薪を合計3束購入しました。
これだけ購入して¥780なり
キャンプ場でお金を使いたい所ですが、キャンプ場へのルートにこの値段で販売があれば購入してしまいます。
これだけあれば、夜と朝に薪の残量を気にしないで焚火が楽しめます。広葉樹の薪もあったので全部は使い切れませんでした。火持ちが最高!
神石高原ティアガルテン キャンプ場の受付
①総合受付にまず立ち寄ります。駐車場は⑳番の位置にあります。受付の奥にも駐車場がありますが、スペースがあまりないので手前の⑳番に停めて受付をしましょう。
入口にある受付用紙に記入をして、受付の担当の人へ渡します。
受付では用紙を渡して、駐車場の位置を指示されます。
コロナ対策でビニールパーテーションや消毒液も完備されていました。なるべく会話をしないように配慮があったのかは不明ですが、利用上の注意やサイトに関してなど一切の周知はなしです。
良くも悪くも普通と言った印象ですね。
駐車場の場所以外の会話はありませんでした…。
ゴミに関しても得になにも言われませんでした。自己申告なのでしょう。引き取りも¥1,000と高額なので持ち帰りを推奨していると思います。
※原則ゴミはお持ち帰りください
引用:公式サイト
¥1,000で10人分まで処分できるようですので、グループでキャンプする場合には活用してもいいかも。
支払いはPAYPAYが利用できるのがありがたいです。
利用料金
文句なしの価格設定ですね。オートキャンプではありませんが、設備や芝の手入れ状況をみても納得の料金だと思います。
金額の内訳は
・タープ×1 ¥550
・公園利用料(3ヶ月)×2人¥1,000
神石高原ティアガルテンでは、キャンプ料金以外に公園の利用料が必要です。
1年間のパスポートもありましたが、次に来るかまだ分からないのでとりあえず3ヶ月パスポートにしました。
JAF会員は¥200引きの特典があるようです。
販売やレンタル用品
レンタル用品は充実してそうです。
スノーピークの店舗が敷地内にありますので、レンタル用品もスノーピークが中心です。
薪や炭などの販売もあります。現地調達もできるので安心です。
薪は1束¥400ですので、妥当な価格設定かと思います。使用していませんが、そこそこ良さそうな薪です。
国産の炭は3キロ¥1,000します。国産の上質な炭は使用したことありませんが、ちょっと割高ですね。
スエーデントーチが¥2,000~販売がありました。
いつかグループキャンプで使用してみたい!
今後の為に購入しておこうかなって思いましたが、邪魔になるので断念しました。グルキャンの人達には是非使って欲しいアイテムです。
受付の横には自動販売機が2台設置があります。ラインナップはなかなか充実しています。
冷えた炭酸ジュースは最高です!
【神石高原ティアガルテン】キャンプサイト
神石高原ティアガルテンのキャンプサイトはすべてフリーサイトです。
車を横付けできるオートサイトではありませんので注意してください。
・キャンプサイトB
・キャンプサイトC
・芝グラウンドサイト
大きく分類すると4つのサイトがあります。
駐車場
受付後は、キャンプ場利用者専用の駐車場へ車を移動します。
管理棟から青い線を進みます。一方通行になっていますので注意!
荷物の運搬方法
オートサイトではありませんので、芝の中への車の乗り入れが禁止されています。
その代わりにキャリーワゴンを無料で利用することができます。
確認できただけで一輪車を含め4台ありました。土曜日の午前中なんかは利用が集中しそうな感じです。
なくても大丈夫ですが、自前のキャリワゴンがあれば混雑時も安心です。
サイトにちょっと乗り上げて搬入出している人もいました。
道幅は狭いため、サイトにちょっと乗り上げないと車を駐車できません。そのへんは黙認しているのかな!?気になる人は受付で聞いてみてください。
キャンプサイトA
キャンプサイトAは管理棟から一番近い場所にあります。駐車場からはやや遠い場所になります。
全体的に斜面が多くフラットにテントを張れる場所はかなり限られます。一番人が少なかった印象です。
トイレや炊事棟は比較的近めです。
キャンプサイトAはこんな人へ
・斜面があまり気にならない
・管理棟が近くにあるほうが安心
正直、混雑時にキャンプサイトAを選ぶメリットはあまりないのでは?なんて思います。
木の配置や周りの雰囲気の感じ方はそれぞれですので参考にまで。
キャンプサイトB
神石高原ティアガルテンのキャンプサイトの中でBサイトがメインのサイトと呼んでもいいでしょう。
一番多くテントが張ってあるサイトになります。炊事棟3ヵ所が程よい距離にあり、トイレも場所によってはかなり近い場所もあります。
週末はかなり混雑が予想されるBサイトです。AやCと比較してもフラットな場所が一番多くあります。
キャンプサイトBはこんな人へ
・平日に落ち着いてのんびりキャンプ
・週末なら朝一にキャンプ場へこれる
・グループで楽しみたい
キャンプ場は9:00からOPENですので、良い場所を取りたい人は朝一がおすすめです。
恐らく一番人気の場所で間違いないでしょう。
個人的にはキャンプサイトBで一択です。
逆にワイワイ賑やかな雰囲気が嫌いな人は、AかCサイトの人が少ないサイトのほうがいいかもしれません。
繁忙期って具体的な日時の記載は、公式サイトにありませんでした。GWやお盆休みの事でしょうか!?不明です。
キャンプサイトC
キャンプサイトCは駐車場から一番近いサイトになります。
炊事棟の距離はまずまずですが、駐車場のソバにテントを設営するとトイレまでの距離がちょっと遠いかもしれませんね。
Cサイトは他のサイトと比較して、机と椅子の設置が多かった気がします。気がするだけかもしれません。
キャンプサイトCはこんな人へ
・静かに過ごしたい
・とにかく斜面が好き
・斜面でのキャンプに憧れている
ちょっと内容が荒れてきてすみません。
CサイトもAサイトと同様に傾斜サイトになります。人もそんなに多くないのではないでしょうか?
ホントに斜面が多いキャンプ場です。
一部は普通にテントが張れる場所はありますが、基本は斜面が多いです。
芝グラウンドサイト
芝グランドサイトはその名の通りグラウンドです。日陰になりそうな木はありませんので、タープ必須です。
仮設の水場や灰捨て場も完備されています。A~Cサイトとは孤立したキャンプサイトになります。
すべてフラットな芝ですのでどこでも安心してテントを設営できます。
記憶が曖昧ですが、トイレがちょっと遠いかもしれません。
芝やサイトの地面の固さ
神石高原ティアガルテンの芝の管理は徹底されています。
キャンプサイトはもちろんですが、広場などの芝も均一に整備されています。
全体的にここまで整備された芝は貴重かも。
地面の固さも鍛造ペグは気持ちよくペグダウンできます。アルミでも行けそうです。
炊事棟
炊事棟はA~Cサイトに合計3ヵ所設置されています。
蛇口の数も多く、きちんと清掃もされているようで特に問題なく快適に使用できます。
シャワー棟
シャワー棟は一か所のみです。
¥200で4分間使用できます。
男性ならシャンプーまでできそうですが、女性は身体を流す程度の時間ですね。
コロナが完全に収束していないので、シャワーの利用は控えて写真しか撮っていません。
キレイに清掃してありました。
6月初旬の気温
私が行った日の気温は、最高気温25度、最低気温12度の予報でした。
日中は半そで、短パンで快適に過ごせますが、日差しを浴びるとかなり暑いです。
夜の気温もパーカー&スエットの組み合わせで快適に眠ることができました。
寝袋+薄手の毛布の装備です。
神石高原ティアガルテンの施設や遊び場
ティアガルテンはキャンプ場利用以外でも人気のある施設です。
詳細は公式ページでご確認くださいね。その中でもいくつか紹介します。
芝生広場
芝生広場がすごいキレイです。面積も野球場くらいあり圧巻です。子供たちも裸足で駆け回っていました。
2m×2mくらいの簡易テントは持ち込み可能です。日陰がすくないのであってもいいかなって思います。
やぎえさやり体験
人慣れしているのか、顔を見せて声をかけると近くまで来てくれます。
きっとエサが欲しいだけやろうけど。
ガチャガチャが置いてあり一回¥100でエサやり体験ができます。ちびっ子達には嬉しい体験ですね。
ハンモック体験
ハンモックは無料で利用できます。ちびっ子達に大人気でした。
おじさんも30年ぶりくらいに体験しました。ゆらゆらといい気分になりました。
モーモーカフェ
日中は標高700mとはいえめちゃめちゃ暑かったです。どうしてもソフトクリームが食べたくなり…
てかおっさんマスクしろや!
この時期に食べ物を扱う店員がマスクをしていないとはビックリです。一瞬買うのを迷いましたが、どうしても食べたかったので!
キャラメルソフト、¥480なり。量の割に高いし味も普通です。
まあそれはいいとして、施設側もマスクを強制させて欲しいと思います。多分、私だけが思ったことではないでしょう。
セカオワの聖地!?
SEKAI NO OWARIが2016年の全国ツアー「The Dinner」会場に展示してあった汽車です。
セカオワのメンバーのサイン付きで展示してあります。ファンの間では結構有名らしいですね。
セカオワファンではありませんが、へぇってなります。見ておく価値はあるかもです。
神石高原ティアガルテン、利用時に注意したいこと
今回はじめてこのキャンプ場を利用しましたが、注意しておきたいポイントをいくつかまとめてみました。
これからのベストシーズン夏へ向けての対策になります。
・日焼け&熱中症対策
・芝生対策
・明るさ対策
虫対策
コテージエリア付近で「マムシ注意」の看板がありました。
注意!ってなにをすればいいんやろか…
私はマムシに対する知識はあまりありません。ちょこっと調べたら、草むらに不用意に入らない!靴や長ズボンを着用する!ってことですね。
蚊はちょっとだけ居ました。これから増えそうです。あと一匹だけ「ブヨ」か「アブ」に似たものがテントにとまっていました。
日焼け&熱中症対策
短時間でも日焼けをめちゃめちゃしてしまいました。
女性は意識が高いと思いますが、男性も普段あまり日光を浴びない人は日焼け止めで対策しておくべきです。
あまりに焼き過ぎると熱を持って寝苦しい夜が待ってますよ!
キャンプでは日中からお酒を飲む人も多いと思います。アルコールは水分補給にならないので、適時水分補給を心がけましょう。
芝生対策
キャンプ場は直火が禁止です。
焚火スタンドを使用しても、芝生はあんがい焦げ付いてしまっています。キャンプ場もそこまで細かいことは言ってこないですが、次に使用する人からすると見栄えは良くありません。
テントの色が明るいと炭火の汚れが結構テントについてしまいます。
できるだけ、次に使用する人のことも考えた焚火を楽しみましょう。
明るさ対策
ティアガルテンは街灯などの設備が極端に少ないです。
まわりが暗いから星空がキレイに見えました。
一般的なオートキャンプ場よりも、暗いキャンプ場だと思ったほうがいいと思います。周りのキャンパーさんの数にもよりますけどね。
おわりに
神石高原ティアガルテンの一番の魅力はチェックイン9:00でチェックアウト17:00なところです。
翌朝にバタバタすることもなく、ランチまで楽しむことができます。
夏のシーズンは、標高の高いティアガルテンのキャンプ場もおすすめの一つです。
では!