管理人さんもいるし、売店もあるから安心?
最近のオートキャンプ場は、水回りや設備が整っているので、比較的不自由なくキャンプを楽しむことが出来ます。
買い忘れがあっても、売店で飲み物やカップラーメン、薪や炭など幅広く販売があります。
トラブル時に管理人さんに相談できる環境も安心できます。
しかしキャンプ場の管理人さんや売店は17:00から19:00までの営業がほとんどです。24時間対応してくれるキャンプ場はまれでしょう。
コンビニが近くにあればまだ安心ですが、山間部などは街へ降りるだけで30分以上かかる場合もあります。
キャンプは出発の車移動から帰るまでの工程で考えましょう。
緊急時に慌てず対応できて、安心してキャンプを楽しむ為に、もしもの時のアイテムを紹介します。
私もキャンプには携帯してるアイテムばかりです。心配症ですので…。
キャンプ場の道のりが思わぬ山道
キャンプ場を選ぶ時に、綺麗な景色や夏場の避暑地に「山間部」のキャンプ場を選ぶ人も多いと多いと思います。
「高速インターから15分」とかの情報だけで安心してませんか?
キャンプ場までの道のりが想像以上のクネクネ道で乗り物酔いをするケースがあります。
普段、都心部で車慣れしていて酔わない人も、くねくね道を短い時間走行するだけで気分が悪くなってしまうこともあります。
事前に下道もグーグルマップ等で確認しておき乗り物酔いの対策をしておきましょう。
蜂やアブ・ブヨがいる場合も
スズメ蜂の危険性などは理解していると思いますが、突然あなたや子供が刺された時に対処できますか?
状況によってはすぐに医療機関を受診しなければいけません。
ハチに刺された直後に取るべき対応外部リンクです。「MSDマニュアル家庭版」
ブヨに刺された場合も激しい痒みや腫れなどが症状になりますので、もうキャンプどころではありません。事前に対応の確認や対策をしましょう。
もう一つのおすすめアイテムは、アウトドアに最適な
児玉兄弟商会のパワー森林香です。
緑の蚊取り線香より肉厚で煙も多く、防虫線香なので殺傷能力はありませんが、有効成分のメトフルトリンは家庭用殺虫剤に広く使用されており、人体に対して安全性の高い成分になります。
蚊取り線香を入れる容器もおしゃれなものが販売されていますが、自作する事で準備の段階から楽しむこともできますね。
テントやタープの補強や洗濯物に。
想定外の強風時にはテントやタープの補強をしなければ危険な場合もあります。購入時に付属しているロープでは不十分なケースがあります。
パラコードがあれば補強や、タオルや濡れたものを乾かすのに使える「物干しロープとしても使用できます。
リンクの商品は荷過重250キロにも耐えるコードで、さまざまな応用が可能です。一本は常備しておきたいアイテムです。
パラコードがあれば、斧やハンマーなどの補強にも使えて、好みのパラコードでアイテムをおしゃれにできます。
ケガや急な体調不良に
キャンプでは普段の生活では味わえない体験が魅力です。その為、普段と勝手の違う料理中に包丁でケガをすることも。
ペグ打ちや薪割り、焚火での火傷など注意をしていてもケガをしてしまうリスクもある事を覚えとかないといけません。
子供さんが自然の中で普段より思いっきり遊べる環境ですので、転倒したり擦りむいたりした場合の対処への準備もしっかりしておきましょう。
災害時への備えにもなりますので、常備しておいて損はないでしょう。
洗い物の手間を減らすために
普段から家庭でお肉や魚をさばく時に「牛乳パック」を使用している人も多いのではないでしょうか?
キャンプ場ではサイトに炊事場がなければ、頻繁に食器洗いなど手間がかかります。
牛乳パックがあれば、そのままゴミとして処分でき、簡易的なまな板としても利用できます。
ご家庭にある場合は捨てずに置いておきましょう。
新聞紙やアルミホイルも意外に役立つ
焚火の着火がうまくいかない場合、予備の火つけとして新聞紙が役に立ちます。ただ使いすぎると、燃えカスがかなりでますのでほどほどに。
また、キャンプ用品を収納時の保護に使ったり、水気のあるものをくるんでおく事もでき重宝します。
アルミホイルはステーキなど調理時に余熱でお肉を焼く場合にも使用できます。
バーベキューコンロを使う場合にも炭の下に敷いておけば、洗い物の手間を減らすことができます。
焚火を安全に使用するために。
オートキャンプ場ではほとんどの場所で「直火禁止」になっているので、焚火台を利用します。
サイトの地面が、土や砂利ではなく、芝が伸びていたり、周りに枝や葉っぱなど「燃えやすいものがサイトに多い場合」は焚火台の下に耐火シートなど敷くと安全です。
ちょっと大きいサイズのシートを選ぶと薪も置く事ができます。
薪が水分を含む原因にもなるのでシートがあると便利です。
これ以外に大事です。
バーベキューや焚火をすると、想像以上に衣類やキャンプグッツに匂いが残ります。
車内に匂い移りを防いだり、次回のキャンプ時にも気持ちよくアイテムを使用したいですよね。
キャンプ後に観光や食事に行く場合も、ジーンズやパンツなどはそのまま着用する場合は、ファブリーズやリセッシュなどで消臭をおすすめします。
まさか…ないなんて
オートキャンプ場などは、管理がしっかりしている為大丈夫だとは思いますが…。タイミングや管理人さんの補充忘れなどなくはない。
私は必ず、1ロール常備しています。
100均で購入できるアイテム
S字フック…ランタンを吊るしたり、タオルやゴミ袋など引っ掛けることができます。
調味料入れ…油や醤油など少量だけ使う調味料など入れておくと便利です。
ターボライター…強風時でも安定して火をつける事ができます。
バケツ…食器や汚れものなど一時的に置いておくことができます。
たわし…スポンジだけだと網や炭汚れを落とすのに苦労します。
乾電池…ランタンなどの電池の予備に。
レジャーシート…地面が濡れている場合や朝露などで濡れたくないときに。
除菌シート…手洗いがしにくい場合があります。
ほうき&ちり取り…テント設営場所の砂利などの撤去やテントを撤収時の砂などの掃除にも使えます。
不便を楽しむのがキャンプですが、実際にほんとにないと困るケースもあります。
日常を離れたキャンプを楽しむために、最低限の自分や家族、友人を守れる準備をしておくほうがいいですね。
また他のアイテムも思い出し次第追記していきます。