広島県世羅郡世羅町のお花畑に併設してある
花の駅せらキャンプ場の
レビュー記事になります。
今回利用させて貰ったのは、9月初旬です。
いつも通りの独断と偏見によるレビューです。
時期によって状況が違ったり、間違った情報を記載している可能性があります。
ご了承ください。
花の駅せらキャンプ場の予約について
花の駅せらキャンプ場の予約は基本的に、ネットでの事前予約のみです。
大手キャンプ場予約サイト「なっぷ」より簡単に予約可能です。
各サイトの空き状況がすぐに分かり、電話する煩わしさもない為スムーズに完了。
前日予約できない?
「なっぷ」からの予約では、前日の午後15:00までしか予約に対応できません。
天候次第でギリギリまで検討していたり、予定に空きができキャンプ場を利用したい場合はちょっと不便…。
よし!ダメ元でキャンプ場に電話しよう。
びっくり!するくらいの愛想のいい電話対応ですんなり予約ができました。
ド平日での予約だったので、空きに余裕があり「キャンプ場でサイトを見て場所を決めてもOKとの事でした。」
※繁忙期や土日などは難しいと思います。
支払いも現地での現金払い。PAYPAYも対応していたような気が…きっと。
利用料金に注意が必要
各サイトによって利用料金が異なります。
11月中旬~翌年4月上旬の休園期間中にご利用の場合は、入園料は無料となります。
花の駅せらキャンプ場 公式サイト
大人800円、子供400円の施設入場料金が別途必要になります。
ファミリーキャンプでは料金が想定よりも必要になる場合がありますね。
私が利用した際は、花の量が少ない時期でしたので大人1人・500円の入場料でした。
花の駅せらキャンプ場の受付
キャンプ場までの道のりは、極端な細い道やグネグネと車酔いしてしまうほどの道のりもなく快適です。
受付はお花畑の受付の左側にちょこんとテーブルがあります。
受付のスタッフさんは、超親切丁寧です。
サイトへの道のりや、周辺施設への案内など「世羅を楽しんで欲しい」という思いがヒシヒシと伝わってきます。
売店では「薪」くらいしか販売がありません。
事前準備がしっかり必要ですね。
花の駅世羅キャンプサイトへの入口
キャンプサイトへ車で通れる道です。
入口の金網の大きなゲートを手動にて開け閉めして入ります。
閉め忘れがあると野生動物が入り込むので、
十分に注意して欲しいとの要望もありました。
たまに間違えて違うゲートから侵入するキャンパーさんがいるらしく、丁寧に場所は案内して貰えましたよ。
花の駅世羅キャンプ場のサイトについて
では、各サイトの特性など紹介していきます。
まず大切な事をお知らせ致します。
各サイト…思ってたよりも狭いです。
車もサイト内に停める必要がある為、大型の2ルームテントなどは絶望的だと思われます。
強風が吹くことも多いみたいですので、ガイロープなどペグダウンが必須です。
A~Cサイトはほぼ特徴に差はなし!
サイトによって多少の大小はありました。
Cサイトはトイレや炊事場まで気持ち遠い感じです。※許容範囲です。
A-1サイトはトイレから比較的近い位置の為、気になる人は気になるかもってレベルです。
A~Dサイト内のおすすめはDサイト一択!
公式サイトでは「グループ向け」に位置するDサイト。
Å~Cサイトは3,000円。
Dサイトは3,500円とその差わずか500円。
500円の差額で、プライベート感たっぷりの広めのサイトが利用できます。
テントやタープ設備が収まるか心配…。
子供が走り回れる場所が欲しい…。
魅力たっぷりのD1とD2サイトです。
Dサイト2つを比較すると、D1サイトの方が車の侵入が楽です。
また木があまり邪魔をしない配置ですので、D1サイトを個人的にオススメします。
気になる山頂サイトは?
花の駅せらキャンプ場の山頂サイトですが、
個人的にですが、1番サイトが別格にいいサイトです。
※他の利用者がいた為写真はありません。
予約も恐らくこのサイトから埋まることでしょう。
また他の山頂サイトは傾斜になっているサイトも多い。
景色もA~Dサイトの方が良く見える気がします。
電源が必要であったり、子供が遊ぶスペースが必要な場合は山頂サイトもありだと思います。
A~Dサイトと比較して完全に土なサイトでないのも魅力ですね。
傾斜がちょっと気になる…
山頂サイトの一部では、利用料金に「薪一束」がセットになっています。
特に傾斜があるサイトへの配慮ですね。
でも安易に傾斜サイトを選ぶと結構シンドイですよ。
傾斜サイトでは、テントももちろん傾斜。
料理をする場合ももちろん傾斜です。
個人差はあると思いますが、ちょっとの傾斜がずっとストレスに感じる方もいます。
山頂サイトを選ぶ際は注意が必要です。
女性陣は不評な仮設トイレ問題
花の駅せらキャンプ場のトイレは基本的に仮設トイレになります。
下水を新たに引き直すと、きっととんでもない費用が掛かるのでしょう。
キャンプサイトの仮設トイレは基本的にこのタイプ。
男性用の小便器と、男女共用の和式トイレがワンセットです。
山頂サイトにはこれが二つありますが、A~Dサイトはこれが一基のみ。
※土日と繁忙期はちょっと心配です。
トイレ内の写真は控えましたが、照明設備はもちろんありません。
使用後にペダルを踏んで水を流すタイプです。
水が流れにくいので子供さんと同伴必死です。
臭いは個人的には余り気になりませんでした。
しかし女性は男女兼用問題がネックとなるでしょう。
トイレ問題の解決策
諦めるってのが一番の解決策ですが、いくつか対応策があります。
実体験を踏まえた対応ですので参考になれば幸いです。
トイレ問題解決へその①
花の駅せらのトイレの利用をするのが一つの解決策です。
受付のスタッフさんも車でここを利用する方もいますよっておっしゃっていました。
ただし毎回あの大きなゲートの開け閉めがメンドクサイ…。
おまけにお酒も飲めない…。
夜間の出入りは他のキャンパーさんにも迷惑になりそう。
車で都度トイレに行くのはなかなかハードルが高そうな印象ですね。
トイレ問題解決へその②
上記の水洗快適トイレへ徒歩で行く方法です。
お花畑とキャンプ場へは小道があるので行き来が自由にできます。
試しにBサイト周辺から、普通に歩いてどのくらいか計測してみました。
普通に大人が歩いて片道6分10秒。
往復約12分。しかも傾斜のある道を歩く必要あり。
山頂サイトからなら確実に片道10分超えます。
こちらは頻度が少なければ歩けそうですがアップダウンで体力を削られます。
トイレ問題解決へその③
キャンプ場入口のゲートを通ってすぐにもトイレがあります。
なんと男女別々のトイレです。
ですが、昔ながらのボットン式トイレになります。
A~Dサイトからなら3分くらいで到着可能です。
山頂サイトからならちょっと厳しい…。
仮設トイレが込み合っている場合に保険として使えるトイレですね。
結論…
山頂サイトなら仮設トイレで我慢する!
A~Dサイトなら多少の選択ができる!
花の駅世羅キャンプ場のまとめ
花の駅せらキャンプ場は、だれでも利用しやすい高規格キャンプ場ではありません。
売店やレンタル品もない、街灯もなしの為
キャンプ初めてです!ってキャンパーさんには不向きなキャンプ場です。
洗い場も最低限の設備。電灯や屋根なしです。
9月初旬にはコウロギが大量にぴょんぴょんしていました。
キツネが夜中に出没する為、ゴミへの対策も必須です。
山の中のキャンプ場なので、キレイな空気。キレイな星空をみながら焚き火でもして
しっぽり楽しむキャンプ場かなっと思っています。
写真のアイテム紹介