こんにちわ。山田孝雄です。
今日の記事は正直自分でもあまり思い出したくない辛い記事になります。しかしこの記事にたどり着いた読者様はきっと…辛い思いをされていると思いますので、解決までの歩みになればと思い記事にしました。
さかのぼる事、十数年前…。大阪で1DKの築30年ほどのマンションで1人暮らしをしていた時の記録になります。
ゴキジェットで退治
築30年のマンションですから、設備や建物はそれなりに痛みが出てきています。今ままでは1年に一回くらい大きめの黒いゴキブリが出ていたのでゴキジェットは家に常備していました。
アースゴキジェットプロ
その日もわりかし小さ目のゴキブリだった為、叩いて退治しようとしましたが、逃げられた為、逃げたゴキブリのスペースへ大量のゴキジェットを噴射して一先ず安心していました。
なんでヤツはあんなに存在感があるんでしょうね…
数日後…前回見かけたゴキブリと同じようなヤツを発見。前の噴射で仕留めきれてなかったんやと、今回はしっかり叩いて退治。
この日を境に大量発生に気づく…
翌日からも毎日!毎日!小さ目のゴキブリを見かけるようになりました。
都度、叩いたりゴキジェットを使ったりで徐々にストレスに。小さいゴキブリはそこまで大きな抵抗がなかったのですが、さすがに毎日出てくると。
そして毎日見かけるようになったある日。仕事が終わりいつも通り帰宅して部屋の電気をON..
一瞬で大量のゴキブリが移動をしている光景が目に入りました。
毎日1~2匹退治していたヤツが大量です。
さすがに鳥肌全快で、うわっって1人で声に出てしまうレベルです。電気を付けた事によって逃げてしまっているのですが、ありったけのゴキジェットを部屋中に噴射しました。
もちろんすべてを退治できるはずがなく、常にどこかにいる気がしてる状態でアワアワになってます。
遅い時間だったので近所のスーパーも閉店しておりこれ以上どうする事もできない。とりあえず寝れないので近所の友人の家に着替えだけ持って避難。
当時はまだiPhoneなどスマフォの発売がなく、カラー液晶のiモードが主流でYahoo!検索なども一応できる状況でした。
友人宅にて落ち着いてからネットでポチポチ調べることに。
ここで初めてチャバネゴキブリの特性などを知ることに…。
今まで自宅に発生してたのは黒い大きいゴキブリです。恐らく住み着いていなくて外部から侵入してきていたヤツだと推測できました。
しかし今回のヤツは完全に住居内に住み着いています。
昔から言われていた1匹見たら100匹いると思えのヤツです…
バルサンで駆除することに
昔から実家でも使ってたバルサンで駆除することに決めました。賃貸住宅とゆうこともあり、霧のバルサンでの攻撃をしようと。
部屋の大きさは6畳×2くらいでしたので、6畳用を2個使用することにしました。
数時間後、家に戻り室内を確認。おーそこそこ死んでいるのが確認出来ました。
一通りゴキブリの死骸の清掃を終えました。この時で数十匹だった記憶があります。
あれっ?1匹いたら100匹いるんじゃ?まあいなくなったし!バルサン最強!
とはこの時は思わず、勝利を確信していました。この時までは…。
1週間後にまたまた大量発生
平穏な日々は長くは続きませんでした。一週間後にまたまた大量発生。しかも前回よりも数が多い気が…。
壁にも這っているし食事をするテーブルにも頻繁にでてくるし。引っ越しも一瞬頭によぎりましたが、徹底的に戦うことを決意。iモードではなくパソコン経由でしっかり調べることにしました。
ふむふむ。ゴキブリの卵には効かないのねーはい知りませんでした。卵からふ化まで2週間くらいかかるとかなんとか。
もしくはまだ大元のメスボスがいる可能性だってある。
再戦です。この頃は感覚がマヒしていて少々現れるチャバネゴキブリに抵抗ができていて、食事も睡眠も取れるようになっていました。
うん。きっとこうしてゴミ屋敷が生まれるんでしょうね。
いざ再戦!!
今回の攻撃力
・徹底的に目張り
初回は霧のバルサン×2個でしたので、2回目は一個追加して3個で攻撃することに。メーカーの推奨よりも2倍くらいの量です。
それと前回は普通にバルサンをしたんですが、今回は部屋中に徹底的に養生テープで目張りしました。
もうねぇ、ここは大丈夫かなってところも徹底的に塞ぎました。
窓や玄関扉、ドアポスト。屋外から換気扇の排気口。
逆に室内はすべてのドアなどオープンにしました。引き出しやクローゼット、浴室の点検口など。
屋外への逃げ口を完全に防ぎ、室内の隅々まで霧を撒くための準備、そして規定の量の3倍の量の霧のバルサン。
2戦目の結果は
初戦の量の2倍程度の死骸が出てきました。
恐らく屋外への逃げ道をシャットアウトして、部屋中に噴射できた結果だと思います。
まだ終わりじゃないです。ヤツが卵の状態では効かない可能性がある。女王がまだ生きている可能性だってある。
ゴキブリ気持ち悪いけど、バルサンがちょっと楽しくなってきます。
2戦目の攻撃を一週間後にもう一度、
さらに一週間後にもう一度。
そして徹底的に掃除もおこない。部屋にホウ酸団子を置きました。母親からの教えです。今の私なら絶対ブラックキャップを設置します。
ブラックキャップの効果的な置き方
そして、キッチンシンクの下やエアコンのホースの隙間など徹底的にパテで埋めました。屋外から侵入の隙間を無くすために。
ようやく終戦を迎える事ができました。
まとめ
結局最初の一匹の発生から2か月近く駆除までかかりました。そして費用も結構な金額がかかり、なにより
めちゃくちゃ苦労するし、ストレスが酷かったです。
あのとき、初期対応をきっちりしていたら、違った結果になったかもしれません。
もしかしたら今回の作戦は、たまたま駆除できただけだったかもしれません。
年々抗体を持ちながら進化していると聞きます。
これだけ苦労するなら専門の業者さんに最初から依頼したほうが、確実かもしれません。
結局チャバネゴキブリが家の隙間から侵入したのか、屋外からバックなどに入って持ち帰ったのか原因は不明です。
1匹いたら100匹いると思え!が実感できたいい経験でした。2度と経験しない為に現在は徹底的に対策してます。
特に小さいゴキブリをもし発見してしまったら、最悪のケースを想定してください。
山田孝雄